車掌さんが教えてくれたこと

こんにちは

世界中でたった一人の

あなただけのパートナーをさがす

結婚コンシェルジュ比翼連理 河合真理です。

 

桜の季節が過ぎ新緑の季節です。

息子一号は鳥人間コンテスト出場を果たすべく新たな才能を発掘しようと新入生歓迎会に忙しそうです。

受験を乗り越え大学に入学した生徒さんも新しい環境で緊張していた気持ちをリセットできるゴールデンウィークでしょうか?

 

息子一号の大学受験を思い出す時、長男がお世話になった京王線の車掌さんの話が一番に思い出します。

息子一号のセンター試験会場は京王線沿線のとある大学でした。これは息子一号から聞いた話です。

 

その朝、京王線の中は息子一号と同じくセンター試験を

受験するための受験生が大勢乗っていたそうです。

目的の駅に到着するまで、どの受験生も寸暇を惜しんでノートや参考書などで復習しながら電車に乗ること数十分。

そろそろ目的の駅に到着するというときに、そのアナウンスが流れたそうです。

 

「センター試験を受験される受験生みなさん。もうすぐ○○駅に到着します。勉強に集中していると注意力が散漫になることもあります。到着駅のホームは電車との間がかなり離れていますのでつまづかないように足元に気を付けてください。今日まで勉強してきた参考書やノートなど座席にお忘れ物がないようにご注意ください。」

 

そのアナウンスを聞いたとき息子一号もそして周囲の受験生も”ハッ”としたそうです。

実際に座席に参考書を広げて勉強していた子はあわてて入れ忘れた参考書を見つけて鞄にいれていたそうです。

息子一号は車掌さんのアナウンスがなければホームに降りた時、 つまづいて転んでいただろうと言っていました。

自分たちの事を気にかけてくれている車掌さんの気持ちが何よりうれしかったそうです。

 

車掌さんは毎日安全に時間通りに電車を運行するだけでも大変なご苦労があるでしょう。その中で受験生の心の安全と足元の安全を

慮れる。これは結婚カウンセラーをさせて頂いている私の教えとなりました。

結婚相手を探している会員の皆さんは専用アプリを通して、または

私達からの紹介を介して様々な出会いを経験しながらお相手を見つけて行きます。

お見合いの取次ぎやお返事の代行などはスムーズに滞りなくさせて頂くのは当たり前のことですが、

活動をされている会員さんがお相手選びに近視眼的になってしまうことや、

迷ってしまうこと 交際中にやってしまいがちな失敗など様々な状況が起こります。

そんなとき、私は皆さんに押し付けるアドバイスではなく、ご本人が気付いて下さるようなお話ができるようにと思っています。

あくまでも結婚相手を見つけるのはご本人が主役です。

”この人となら・・・”

と決めるのもご本人。

長く添い遂げるお相手探しを皆さん自信をもって

選べるわけではないでしょう。

それは皆さん同じです。

長く結婚生活を続けてきた私が示して差し上げられるのは

二人が生活を続けていくことで大切な基本的な事ですが

会員の方それぞれがその時のベストな状態で判断できるよう

見守り心を配る姿勢を続けたいと思っています。