風邪がはこんだラブレター30代後半女性の場合

インフルエンザの流行が今年も発表されました。

北風が襟裳を凍えさせる季節は、お見合いを組む時間帯もなるべく昼のうちにと考えています。夏であれば夕方近くが良いのですが

ピン!金曜日の午後LINEが鳴りました。
明日、お見合いをする予定の30代後半の女性会員N子さんからでした。

“熱はないのですが、咳が少し出てお相手の方が気になさらなければ良いのですが”

冬のこの時期こういう事態は日常茶飯事です。
この女性N子さんは少々辛くてもお見合いに臨んでしまうかもしれない頑張り屋さんです。

特に明日のお相手の男性はN子さんが是非会いたいと申し込んだ男性です。

勿論男性もN子さんのプロフィールを気に入られてお見合いオッケーのお返事を頂いたのですが、この男性とてもお忙しい方だったのです。

お見合いの日程を調整するのにひと苦労。やっと決まったお見合いの日を延期するのにN子さんが躊躇される気持ちは分かります。

けれどベストな体調でお相手に会うこと=お見合いという出会いを楽しめ交際に発展しやすくなる。

N子さんの今の体調では難しいと判断しました。

まずはすぐに相手お仲人さんに連絡しお見合い延期のご相談をしよう。

と電話を手にした私ですが
気がかりは相手の男性がとても多忙な方ゆえにどんな反応をされるだろうか?というところでした。

そして私の心配は杞憂に

お相手の仲人さんからの一声
“〇〇の人柄から考えると彼女の体調をとても心配すると思います。”

その後すぐにお相手男性が延期を快諾して下さったと仲人さんから連絡が入りました。
“無理しないでお体を大事になさって下さい”
との伝言まで💕いただきました。

すぐさま私はN子さんに伝言を伝えましたよ!
N子さんはポロリと”優しい方なんですね”と
呟いていました。その言葉〇〇さんにお伝えしても良いですか?とN子さんに伺うと恥ずかしそうに”お礼もお伝え下さいね”との返事。

仲人から仲人への伝言が、2人の心を出会う前から惹きつけているようでした。

風邪が運んだラブレター💌

延期となったお見合いの日程があっさり決まったのは言うまでもありません。