お兄ちゃんがんばれ

こんにちは

たった一人のあなただけのパートナーを探す

結婚コンシェルジュ比翼連理の河合真理です。

 

 

 

昨日 出会った親子の話。

駅の階段を上っている時にすれ違った

のは、二人の小さい男の子とお母さん。

 

二歳くらいの男の子と手をつなぎ階段を

降りているお母さん。

 

4歳くらいのお兄ちゃんはその弟を

お母さんと挟むようにして階段を

そろりそろりと降りています。

 

きっとお母さんもお兄ちゃんも

二歳の弟くんの歩幅に合わせている

でしょう。

 

その親子三人とすれ違いざまに

「おや?キョロキョロ

 

なにやらお兄ちゃんの手が弟くん

の頭のうしろ

 

変な位置で何かをつかんでいます。

 

私は振り返り

 

「うふふおねがい

 

お兄ちゃんは弟のジャケットのフードをしっかりと握りしめ、弟くんが階段を踏み外したときに転げ落ちないようにフードを握っているようです。

彼だって小さな体。弟くんが落ちたらお兄ちゃんも一緒に落ちてしまうかもしれないのに・・。

 

誰に言われたわけじゃない。

自然に彼がしていることがその様子から見てとれました。

 

胸に広がる暖かい気持ち

 

「お兄ちゃんがんばれ」

 

言葉にならないエールを送りました。

 

今日までこうして生きてこられたのは

自分の気づかないうちに

 

身近な誰かが

 

見知らぬ誰かが

 

助けてくれていたのかもしれません。

 

そして、あなたがそこにいるだけで

誰かのお役にたっているのかもしれません。

 

そう、その親子に会えた私はこんなにも

世界が素敵にみえているのだから。

 

ありがとう。